皮ふ病・スキンケア相談

漢方で乳児湿疹が1か月ほどで良くなってきました

Before

1歳1カ月

離乳食を生後5カ月で初めて今は完了食になっているが、生後3か月ぐらいから乳児湿疹が出始めて、夏~秋は治まっていたが冬になって再発してきた。夜中、服を着た時、お風呂に入ると痒いらしくすぐに手がいってしまう様子です。

病院ではアタラックスP2.5%、アレジオン1%の内服薬とロコイド軟膏、プラスチベースをもらったが良くならないため、漢方薬で治していきたいと来店されました。

患部を見させて頂きますとかなり引っ掻いて傷が多く見受けられます。
皮膚の乾燥も酷くバリアー機能がうまくできていない状態です。
また、顔、首回り、背中、お腹、太もも、膝の裏、ひじの内側も真っ赤っかになって酷い状態です。

before

After

中国医学では『食積湿生(しょくせきしっせい)』『血熱旺盛(けつねつおおせい)』の状態です。
赤ちゃんは大人と違って各臓器がまだまだ未完成な状態です。やはり離乳食を早く始めたため乳児湿疹が起きやすい体質になったように思います。

そのため、胃腸の消化作用を助けて腸の掃除をするお茶をお渡ししました。
赤みがかなりひどかったのですが、炎症をとる漢方は今回お渡ししませんでした。
2種類のお茶でうまくいかなければ追加しようと思いました。

そこで消化を助ける漢方と、胃腸の老廃物を排泄していく漢方を1日2回コーヒースプーンに入れて飲んで頂くように指導しました。

3週間ほどして電話で赤みが1/3ほどに減ってきている。お腹、背中の周りの炎症が良くなってきているという報告を受けました。
飲んでいる量は1日に1gぐらいとほんの少量だけど良くなってきたと喜んでいただいております。
治りかけのカサカサが痒い時があるようですが、ローション、クリームを塗ることで落ち着いてくるようです。

引き続きお薬を飲んで頂いております。

漢方専門 ノムラ薬局 大久保店の先生の声

after

先生から一言

赤ちゃんの乳児湿疹も大人と同じで体の中から治していきます。
そうすることで、胃腸もシッカリして皮膚も綺麗になります。
補助的に皮膚をバリアーするローションやクリームを使用していきます。

乳児湿疹で悩まれている方は、離乳食が早い方が多く見受けられます。
できるだけ、母乳で赤ちゃんを育てる事でスキンシップもとれて、元気な健康な子供に育つと思います。

TEL:078-934-8499
住所:兵庫県明石市大久保町大窪299-1

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